国産農薬散布ドローンのパイオニア、マゼックスより2024年の新製品、飛助15がリリースされました。
国産だからこそ日本の圃場に最適化。
現在農業用ドローンは大型化しており、搭載できる容量が増加しています。しかし、大型化により作業効率や散布性能が比例して上昇するとは限りません。国内と海外とでは薬剤の使用方法や圃場面積が大きく異なり、日本では機体の使用方法が限定されます。大型化に比例したバッテリーや充電器、維持コストの増加により決して‘‘使いやすい‘とは言えません。
そんな日本ならではの用途に適した農業用ドローンとして開発されたのが「飛助15」です。
作業時間が大幅削減
従来の9~10L機、飛助DXシリーズの後継機にあたり、マゼックスの次世代フラッグシップ機を担う飛助15は、15Lの大容量タンクと(飛助DXは9~10L)、特許取得のマゼックス独自技術を採用した散布システムとの組み合わせによって作業時間は10aあたり約1分(従来の方法では10aあたり1時間)で散布可能となり、作業時間の大幅な短縮を実現しています。
また、適切な薬剤量を積載することで、バッテリーひとつで、12L=1.5haを散布することができます。
ドリフトを極力低減し、農薬散布ヘリに匹敵する散布性能を誇る飛助15は、国内の一般的な圃場を想定し、これまで培った技術とノウハウを蓄えた国産メーカーだからこそ実現した、まさに日本の圃場に最適な機体に仕上がっています。
グレードアップした粒剤散布装置*
オプションで用意される粒剤散布装置は、6種類の専用アタッチメントと30段階のシャッター開度を組み合わせ180通りの開口パターンを実現しており、これまで以上に多くの種類の粒剤・肥料散布が可能となっています。
装置内部に搭載した攪拌装置と強力なトルクによって薬剤の詰まりを軽減します。
常に現場の声に耳を傾け、開発にフィードバックしてきたマゼックス独自の工夫が凝らされています。
*オプションです、液剤タンクと交換して使用します。
スマート送信機・専用アプリによる高度なコントロールを実現
従来の飛助シリーズは、アプリを必要とせず送信機だけでコントロールできる操作性のシンプルさにこだわってきました。
農薬散布ドローンが普及するにつれ、アプリ等による高度な制御の需要の高まりにお答えし、飛助15ではAndroid OSを搭載したタッチ操作パネル式のスマート送信機+専用アプリによる、高度な飛行・散布制御を実現しました。
従来の、自動飛行・アシストモードも搭載しており、これまで飛助シリーズを使い慣れたユーザー様も違和感少なく機種転換を図れます。
- AB自動飛行モード
A地点とB地点を記憶させ、2地点間を自動的に往復飛行・散布できる機能。 - 直進アシストモード
GPS情報による飛行経路を自動補正し、 ドローン初心者の方もベテランの方も安心してご利用いただける機能です。
その他、従来オプションだった高度・障害物レーダーに加えカメラも標準装備となり、よりユーザーの皆様の声に寄り添った新型機、飛助15。
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